WordPressでブログを書こうとしたところこんなメッセージが出てきました。
「サイトがPHPの非常に古いバージョン(7.3.3)を実行しており、更新をおすすめします」と。
なんだこれは?と思いいろいろ調べながら更新をしましたのでまとめました。
今回は、「なぜ更新しないといけないのか?」といった、PHP更新の必要性を紹介します。
これは新しいものに更新した方がいいのかな??
PHPとは?
WordPressはPHPのプログラムによって動作します。WordPressの本体、テーマ、プラグインなどなどPHPのプログラムによって動作するということです。
そのため、WordPressをインストールするサーバーはPHPを利用できることが必須となります。
このPHPのプログラムが古くなっているので、更新してください、ということですね。
PHPのバージョンアップの必要性
PHPのバージョンアップをアップデートするメリットは以下です。
Webサイトのセキュリティの強化
最新のWordPressに対応
処理速度の高速化でWebサイトの表示速度、パフォーマンスが向上する
PHPのアップデートをすると、サイト表示速度がアップします。
SEOの観点からもサイトの表示速度はとても大事。
Googleも2018年に「ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素として使用する」と発表しています。
要するに、「サイトの表示速度を早くした方がいい!」ということ。
PHPは、PHP5、PHP7、PHP8へバージョンアップを重ねており、どんどん高速化が進んでいますので表示速度をアップさせるためにもPHPのアップデートは必要ですね。
Webサイトのセキュリティの強化
セキュリティの強化のためにもPHPの更新は必要です。WordPressの更新もするように、PHPも更新する必要があるのです。
PHPの古いバージョンは、新しいバージョンと比較してバグやセキュリティに問題があります。
また、古いバージョンのPHPはサポートが終了するため、脆弱性が修正されないという問題点があります。
例えば、PHP7.3は2021年12月にサポート期間が終了しています。
僕は約1年間サポートが終了していたPHPを使っていたことになります。
古いバージョンを使い続けることは、脆弱性に問題を抱えたまま使用することになりセキュリティの面でとても危険ということです。
最新のWordPressに対応
WordPressのバージョンアップに合わせて、PHPのバージョンアップも必要となります。
WordPressが推奨しているPHPバージョンにする必要があります。
それにより、「新しいプラグインに対応」「セキュリティの向上」「WordPressの新しい機能を使う」ことが可能になります。
WordPressの推奨環境はチェック必須ですね。
推奨環境で「〇.〇以上」と記載されているバージョンにすればOK。
今回は「PHPの、最低推奨バージョンは7.4です」のため、7.4へ変更が必要です。
実際にはPHP8.0ももう出ていますが、あまり新しいバージョンにすると不具合が起こる可能性もありとのこと。
推奨されているバージョンの最低ラインでの更新でよさそうです。
PHPのバージョンを確認する方法
PHPの現在のバージョンを確認する方法です。とても簡単です。
1.ダッシュボードにアクセス
2.「ツール」→「サイトヘルス」を表示
3.「情報」→「サーバー」→「PHPバージョン」
上記でPHPバージョンを確認し、その数字が推奨バージョンとなっていればOKです。
まとめ
古いバージョンのPHPを使うことは、SEOの観点からもセキュリティの観点からもよくないことがわかりました。
自身のバージョンをぜひチェックし、古くなっている場合は更新した方がよいですね。
今後は、僕も定期的に確認をしていこうと思います。
実際にどう更新するかも、次の機会にまとめてみようと思います。