Bookレビュー

『漫画 バビロン大富豪の教え「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則』ー元祖マネー本を読んでお金について学ぼう!

今回紹介するのは、この本です!

僕は、電子書籍読み放題サービス『Kindle Unlimited』を契約しているのですが、その中で見つけた本です!

なんとなく読んでみたのですが、メチャクチャ面白い!!いい本に巡り合えました。

 

元祖マネー本

本書は漫画版ですが、この漫画版の元になっている『バビロン大富豪の教え』はなんと1926年、約100年前に物語形式でまとめたもの。

 

 

本書は、タイトルに「大富豪の教え」とあるように、マネー本です。

約100年前の本ですから、元祖マネー本と言っていいと思います。

100年前の本ですが、本書は全く色あせていません。その理由は「非常に本質的」だから。

読んでみればわかりますが、本書は非常に本質的なことが書かれています。「7つの知恵」と「5つの法則」が書かれていますが、これが本質的すぎるため現代の今も世界で読み継がれているのです。

その本質的なマネー本を漫画でさらにわかりやすく書かれている本書。

その中から僕が特にここだ!と思った箇所を中心にポイントをまとめてみたいと思います。

 

本書はこんな人にピッタリです。

  • <お金持ちになるためにはどうすればいいの?
  • お金について勉強したい人
  • 正しいお金の貯め方、使い方に悩んでいる人

 

お金持ちとは何?

お金持ちになろうとしているのであれば、この疑問は自然と湧いてくるはず!

「お金持ちとは何だ!?」

本書の物語では、バンシルという貧しい少年がアルカドというバビロンの大富豪にお金持ちになるにはどうしたらいいのか?と、聞きに行くことから始まります。

大富豪のアルカドはバンシルにお金持ちになるための話をしてくれます。

アルカドは問います。「お金持ちとはなんだ?」。

バンシルは「お金をたくさん持っている人!」と答えますが、バンシルはそれはお金持ちではないと答えます。

 

お金持ちとは、「お金の増やし方を知っている者」

この考え方は超重要だと思いましたね。お金の増やし方を知っていればたとえお金が無くなったとしても、また増やすことができます。

お金の増やし方を知らなければ今お金をたくさん持っていたとしても使ってしまえば終わってしまう。。

お金持ちとは!「お金をたくさん持っている人」ではなく、「お金の増やし方を知っている人」。

 

お金の貯め方ーお金持ちになるための第一歩

「お金を増やし方」のための知識がいくつかある中で、一番初めにしなければいけないこと。

「収入の十分の一を貯金すること」

もちろんこれだけでは充分ではないけれども、これができなければ次の扉が開かれないとしてアルカドは第一の教えとしてこの「収入の十分の一を貯金すること」を言い渡します。

また、第二の教えとして「収入の十分の一を貯金に回し、残りの十分の九で叶えられない欲望を諦める=欲望に優先順位をつける」と言っています。

 

「収入の十分の一を貯め、十分の九で生活をする」非常にシンプルですよね。

お金持ちの第一歩が収入の十分の一を貯金するってシンプルすぎるし、もう少し何か裏技的なものを教えてよ!とも思う人もいるかもしれませんが、物事の本質的な答えというのはいつもシンプルだと思うのです。

 

まず、収入の十分の一の貯金であれば何とかできそうですよね?

よくこんな言葉を聞きます。

これはいくらの収入があって、何にいくら使っているか把握できていない証拠だと思います。

まずは自分自身の収支を見返してみるのがいいですね。

どれだけの収入があって、何にいくら使ったか、家計簿でもイイですし、PCでエクセルに入力していってもいいと思います。

 

家計簿をつけるのでれば、僕は家計簿アプリをオススメします。

マネーフォワード、家計簿Zaim、Moneytreeなどいろいろあります。

僕もいろいろ使いましたが、マネーフォワードを使っています。クレジットカードや銀行口座を連携するだけで、基本的には自動的に家計簿をつけてくれるので楽ですね。

それを元に見直しをしてみるのです。

例えば…飲み会に行き過ぎていないか、保険料は適正か、スマホの月額料金などなど、本当に必要なこと、自分の優先順位の高いことにお金を使っているかどうかを確認する。そうすれば、10分の1くらいは貯金することが可能かと思います。

収入と収支のバランスを見直すことが大事ですね。

まずは収入の10分の1を貯めて、スタートラインに立ちましょう!

 

蓄えた金に働かせる

収入の10分の1で貯めたお金をそのままにしていてもお金は増えません。

本書では、そのお金を働かせることが大事だと書かれています。

「5つの法則」の2つめにこう書かれています。

黄金に稼げる勤め先を見つけてやり、持ち主が群れを膨大に増やす羊飼いのように賢明ならば、黄金は懸命に働くことだろう。

 

投資をしよう!ということですね。

めたお金を、投資してお金が自然と流れてくる仕組みを作ってあげることが大事ということ。

どう使っていいかわからないという理由で、お金を貯めっぱなしになっている人も多いかもしれません。

自分のできる範囲で投資をしてみるといいかと思います。「iDeCo」や「つみたてNISA」が投資を初めてみる人にとってはオススメです。

 

まとめ

本書は、「お金持ちになるための7つの道具」が書かれています。

上記では7つ道具のうち3つだけを取り上げて書きましたが、全て勉強になります。

黄金に愛される七つ道具

  1. 収入の十分の一を貯金せよ
  2. 欲望に優先順位をつけよ
  3. 貯えた金に働かせよ
  4. 危険や天敵から金を堅守せよ
  5. より良きところに住め
  6. 今日から未来の生活に備えよ
  7. 自分こそを最大の資本にせよ

 

また、この7つ道具以外にもそれをさらにわかりやすくした「5つの法則」も書かれています。

この「7つの道具」と「5つの法則」が理解でき、さらに実行することができれば、「お金持ちになれそう」という気がしてきます。

理解するのはそれほど難しくないかもしれません。

本当に難しいのは、実行すること。やってみること。

「動いた者とそうでない者」はきっと大きな差になってしまうと本書を読んで強く感じました。

 

漫画で読みやすいのに、非常にタメになるイイ1冊です!

 

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