このタイトルを見てこのように思った人も多いのではないでしょうか??
ただそんなことはないんです!
・最近疲れやすいなあ
こんな悩みを持っている人はぜひ本書を読んでみてください!
本書はエビデンスを伴った最新の医学研究により本当に正しい食事法が紹介されています。
それでは中身を見ていきましょう!
いきなり結論です。
結論:1日で16時間食べない時間を作る
体調に気をつけた食事をしようとすると、「何を食べるか、何を食べないか」を考えてしまう人が多いと思います。
この「食べない時間を増やす」というのはあまり思いつかない方法ですね!
本書はこの「食べない空腹の時間を増やすこと」こそ現代人が大事にしないといけない食事法であると書かれています。
◆なぜ空腹の時間が必要
食べ過ぎ
現代は食べ過ぎであり、健康に著しく悪影響を与えているほどに食べ過ぎてしまっているといいます。
「いや、間食もしていないし1日3食だけだよ」と思った人もいますよね?
そもそも1日3食食べるという時点で食べ過ぎなのです。
この1日3食については、科学的根拠はなく、また長い人類の歴史の中では約300年前に始まった新しい習慣。
そして、この1日3食が始まった頃と現代では、全くライフスタイルが変わっています。
現代は300年前と比較しても活動量が減っているので、この1日3食を食べるとどうしても食べ過ぎという状態になってしまうのです。
内臓を休ませてあげる
食べすぎるとどうなるのか?
太り、他の病気になる原因となります。
その中でも、「内臓の疲れ」が本質的な弊害となります。
モノを食べて、消化、分解し、吸収するのにかかる時間は10時間以上!
1日3食食べると、この10時間以上経つ前に次の食事が始まるので、常に内臓が働いている状態になってしまい休むタイミングがないという状態に。
こうやって「内臓の疲れ」が発生してくるのです。
内臓が常に働いて疲れてくると、免疫が低下するなどあらゆる病気を引き起こす原因になってしまうのです。
その内臓の疲れをなくすためにも、空腹が大事になるのです。
◆なぜ16時間?
では、空腹の時間はなぜ16時間なのでしょうか?
この答えは「16時間で体内のオートファジー機能が働くようになるから」です。
オートファジー機能は簡単に言うと、体内のエネルギーが足りなく軽い飢餓状態となった時に、細胞が活性化するのです。
細胞が外からのエネルギーに頼らないで、自分自身で頑張らないと!となるのです。
細胞が活発になり、生まれ変わることで「老化防止」「アンチエイジング」「生活習慣病をはじめとしたあらゆる病気の予防」につながるというメリットがあります。
この細胞が自分自身で頑張る!という状態になり、その状態を生かすには16時間の食べない時間が必要ということなのです。
◆どうやるの?
と思うかもしれませんが、こんな感じでやればそれほど苦なくできると思います。
「睡眠時間も入れて16時間にする」
これであれば、たとえば夜20時までに晩御飯を終えた場合、次の日の昼12時まで何も食べなければOKということになります。
要するに朝ごはんを抜くだけ。
何も食べないのは辛い、どうしても何か食べたいという人はナッツやヨーグルト、サラダなどを食べるのはOKです。
もちろん水分をとるのもOKです。
ただし、チョコやパン、ご飯などの糖質が多いモノはダメです。
◆朝食を食べると調子悪い?
僕自身まさにこの方法を知らず知らずのうちにやっていました。
夜ごはんを食べたら、次の日の昼ごはんまで何も食べない。昼ごはんを食べるのは13時〜14時が多いので自然と16時間空腹の時間が確保できていました。
朝ごはんは、基本的にコーヒーのみ。
※ただし、前の日に筋トレをした日については、筋トレの効果を考えてプロテインを飲むようにしています
この習慣がなぜできたかというと、「朝ごはんを食べるとなんだか調子悪い」と感じたのと、「太るから」。
朝食をとると、朝から疲れている感じがしたり、午前中に仕事が捗らなかったりしたので、自然と朝食を抜くようになっていました。
また、朝食を食べると体重がどんどん増えていくので、カロリーの摂りすぎと感じ朝食抜きの形に。
この朝食を抜く行動は正しかったことが本書を読んで、納得しました!
◆人それぞれのやり方で
この16時間空腹にする方法も、無理をしてやってはいけません。
空腹になって具合が悪くなってしまったりしても本末転倒です。
週末だけ、週に3日だけとかでも効果があるといいますから、自分自身で可能な範囲でやることが良いと思いますね。
◆まとめ
16時間食べない時間を作り、空腹の時間を確保することによって内臓の疲れを少なくし、細胞を活発にすることによって健康を維持するというこの方法。
僕自身にとっては、自然とやっていた事でありかつ自分自身に合っている方法でした。
最近何だか疲れが取れない、体調がなんとなくすぐれないという人は試してみてはいかがでしょうか?
だだし、無理は禁物です。あくまで無理しない程度の範囲で試してみてください。